文京区

石川啄木
その生涯が二十六年だそうですね。
生まれが岩手県盛岡市。お父さんがお寺の住職だったそうで。
学校時代の先輩には「金田一京助」、後輩が「宮沢賢治」。そうそうたる名が!

北海道での暮らしもありました。
そののち。東京での暮らしが始まる。
東京では「千駄木」「本郷」「小石川」に住まわれたという話を聞きます。
その生涯最後(終焉)の地が「小石川」
現住所で5丁目になります。

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代表作、「一握の砂」。


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歌碑が残されています。
(昔は石碑だけだった記憶があります。この写真とはちょっと違った。)

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碑の一部分をクローズアップしました。

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「歌碑」の説明です。

そして、平成27年に「顕彰室」ができました。
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壁にはいくつかの自筆のプリントがあります。
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手紙の展示もありました。
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文京区には他に、
 樋口一葉ゆかりの「旧伊勢屋質店」(本郷菊坂)、
 森鴎外にちなんだ「森鴎外記念館」(千駄木):こちらは入場料300円です。
  (森鴎外が後半生30年余を過ごした場所です。ここで「青年」「雁」などの作品が生まれました。)
があります。

伝通院(文京区)

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昨日の朝、ちょっと近場ですがいってきました。

伝通院(傳通院)。
春日通りの伝通院前交差点のすぐそば。
丸ノ内線の後楽園と茗荷谷のちょうど真ん中ぐらい。
住所が小石川三丁目。

資料で見ると、
 浄土宗のお寺。「無量山 傳通院 寿経寺」。
 江戸三十三観音の十二番札所。
 1415年~、ご本尊は阿弥陀如来像。
とありました。

お寺の方に聞くと撮影は自由(境内・墓地ともども)とのことです。

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入り口を入って・・・、

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本堂、そして鐘楼堂があります。

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その先は「墓地」。

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徳川家康の生母、於大の方のお墓です。

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説明書き。ちょっと切れちゃってごめんなさい。

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三代将軍家光公の正室、孝子様のお墓。

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二代将軍秀忠公の長女、千姫のお墓。

と徳川家の名だたる方のお墓もたくさんあります。
(徳川家の菩提寺でもあります。女性の方のお墓が多いです。)

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今日も雲一つない晴れでした。

この「傳通院」は、小説やエッセイでも出てきます。
 ・永井荷風「伝通院」(エッセイ):ご近所の生まれです。
 ・菊池寛「若杉裁判長」「納豆合戦」
 ・夏目漱石「こころ」「それから」など
 ・二葉亭四迷「平凡」
他にも多数あります。

お墓ですが著名人も多く眠っています。
 ・佐藤春夫(詩人)
 ・柴田錬三郎(小説家)
 ・浪越徳次郎(指圧師)
 ・久野久(ピアニスト)
もちろん、歴史上有名な方も多いです。

(完)